マレーシアの政府公社であるマレーシア・デジタルエコノミー公社(MDEC)は、2022年10月より、主にIT業界で働く場所にとらわれずに仕事をする人向けに、デジタルノマドビザ(DE Rantau Nomad Pass)の発給を開始しました。
・デジタルノマドビザ(DE Rantau Nomad Pass)とは
デジタルノマドビザの要件を満たす外国人がマレーシアに滞在し、オフィス等を持たずに働き生活することができるビザ
・対象者
18歳以上のデジタル フリーランサー、請負業者および IT 分野のリモート ワーカー (ソフトウェア開発、UX、UI、クラウド、サイバーセキュリティ、ブロックチェーン、AI、機械学習、データ関連など)、デジタル マーケティング、デジタル クリエイティブ コンテンツ、デジタル コンテンツ開発など
年間収入が24,000 USドル以上であること
・期間
3~12ヶ月間、更に12ヶ月間の更新が可能。最長2年間
家族の帯同が可能。扶養家族はこの扶養ビザでの就労は不可。子供の就学については、各学校の判断による
・申請手順
下記のサイトから申請
提出書類:
- パスポートの全ページのコピー(空白ページ最低6ページ)
- パスポートサイズの写真
- 英文履歴書
- 年間収入が24,000 USドル以上であることを証明する下記の書類
a. フリーランサーの場合、契約期間と金額を記載した顧客との業務委託契約書または発注書、請求書など。デジタル コンテンツ プラットフォームから収入を得ている場合、その証拠となる書類
b. リモート ワーカーである場合、マレーシア国外の企業との有効な雇用契約。契約書には月給または年収額、およびリモートで働くことを許可することが明確に記載されていること
- 銀行ステートメント(直近3か月間の取引明細書)
- 年間の収入を証明できるもの(確定申告書など)
- 無犯罪証明書(現在の居住国で取得)
- 医療保険加入証(保険契約書)
- Personal bond form(保証書): マレーシアの滞在に関し、保証を行ってくれるマレーシア企業からサインをもらう。入手が難しい場合は、MDECの所定フォームにサインし、補償金 RM 1,000(日本パスポートの場合)を支払う
- その他、MDECが必要と判断した書類
申請のプロセス期間:
約4週間。承認された場合、ビザの発行に約1週間
申請料:
本人 RM 1,060
扶養家族 一人あたり RM 530
ビザ申請料 3ヶ月ごとに RM 90、一年 RM 360
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